新卒としての集大成！カメラと無線技術のコラボ検証｜サンテレかめら検証室

こんにちは！ITソリューション営業部のネットワークカメラチームのアスカです。

同じくITソリューション営業部、無線ネットワークチームのミウです。

カメラ検証室の記事を書くのも今回で4回目になるけど、もう今年度最後の記事なんだって！

新卒社員としてたくさんのことを学んできて、あっという間の1年だった！アスカはどうだった？

私もあっという間だったな～。
でも、ITソリューション営業部に配属された当初からは考えられないくらい、カメラや無線についていろんな知識がついた気がする！

そうだね！そこで、今回はこんな企画を用意したよ！

新卒としての集大成！カメラ映像を無線で飛ばしてみよう

今回はカメラに加えて、無線の技術も必要ってこと？ちょっと難しそう…

2人で力を合わせて挑戦してみよう！

今回はSikluの無線アクセスポイントと、Axisのカメラを使って実験していくよ！
カメラとは反対側のパソコンに映像が映ったら成功だね。

ちょっと待って！
実験に入る前に、このSikluの無線アクセスポイントについて少し教えてくれない？？
会社内にあるアクセスポイントと比べると少し大きいし、なにか特別な製品に見えるよ。

了解！実際にSikluの箱を開けて、中身をみてみよう。

この2つの機器を使って、通信を行っていくんだね！
2つで1セットなの？

そうだよ！機器の四角い部分がアンテナなんだけど、ここを向かい合わせてデータの伝送を行うんだ。
この機種は、なんと最大1km先までデータを飛ばすことができるんだよ。

1km先まで？
普通の無線アクセスポイントとは違う雰囲気があったけど、そんなに高性能なんだね！
ほかにも普通の無線アクセスポイントと異なるポイントはある？

Sikluの無線アクセスポイントは普段スマホやパソコン利用に使っている「Wi-Fi」とは違って、「ミリ波」という異なる周波数帯の電波を使っているよ。

周波数帯が違うと、なにかいいことがあるの？？

混雑している場所でスマホの電波が途切れてしまった経験はある？
Wi-Fiもたくさんの人が利用していると、道路の渋滞みたいに通信が遅くなることがあるんだ。

じゃあ、別の周波数帯を使えば利用している端末が少なくなって、途切れる可能性も減るっていうこと？

そのとおり！
Sikluは異なる周波数帯のミリ波を使っているから、Wi-Fi干渉が多い場所でも通信が途切れず、高い品質を保てるんだ！それに、通信速度もとても速いんだよ。

はやく電源をつけてみたい！早速実験を始めていこう！

ということで、広めの会議室にやってきたよ。

早速、無線アクセスポイントとカメラのセッティングを始めよう！

バッテリーに製品をつなげて…パソコンをセットして…

できた！これで本当に通信が始まっているのかな。

カメラ映像を確認する前に、パソコンで無線アクセスポイントの設定画面を見てみよう！
しっかり通信ができていれば、画面に「Link up」の文字が表示されるよ。

おかしいな…。まだ通信ができていないみたいだよ。

無線アクセスポイント同士の距離が近すぎるのかも…。もっと離してみよう！

え？？通信できていないのにさらに離しちゃうの？？

うん。無線アクセスポイントの電波はもともと最長1km飛ぶから、電波が強すぎて通信ができていない可能性もあるんだ！

機器を机の端と端において、もっと離してみよう！

よし！これで通信ができるはずなんだけどどうだろう？

うーん…。まだ「Link up」の文字が出てこないなぁ。

十分距離をとっているはずなのに…。

あ、見て！さっき製品を移動したときに、Sikluの取り付け部分がゆるんで角度が変わっているみたい！
無線アクセスポイント同士がしっかり向かい合っていないことが原因じゃないかな。

本当だ！距離が離れた分、しっかり向かい合わせなきゃ！

その筒みたいな道具はなに？？

これはスコープと言って、ここからもう一方の製品をのぞいて、向きがずれていないか確認するんだ！
今回は比較的距離が短いけど、何百m先とかの場合合わせるのが大変だから、この道具を使うんだよ。

たしかに距離が長いと目視では大変そう…。
あと角度を合わせた後も、風や雨でふらふらしないようにしっかり固定する必要がありそうね！

そうだね！間に障害物があってもいけないから、このスコープを使って見通しが取れているか確認することが大切だよ。

「Link up」の表示が出た！やっと通信ができたみたいだよ！

これでカメラ映像も伝送できているはず！カメラの設定画面を開いて確認してみよう。

見て！カメラ映像もしっかり映ってるよ！

はじめて無線の技術を使った検証をしてみたけどどうだった？

苦戦した部分はあったけど、お互いが無線とカメラの知識を出し合った結果、無事映像がうつったのは感動したよね！

部署の先輩方はもっと難しい構成で検証しているから、これを第一歩として、これからもっといろんな検証をしていきたいな！

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました！
次回の投稿も、お楽しみに！